能登金沢のお土産:だるま菜の花切り子てぬぐい
贈り物のヒント
【 和菓子の消費量全国一 】、どーーこだ。
そりゃあ、京都?
ブー− ( ´(00)`) 正解は金沢。だって。へえ。
和菓子って、ひとつひとつ、造形から和紙の包みまで、和の美意識ゆき渡った作品。
21世紀美術館を遊び場とし、和菓子をお茶請けに過ごす子らは、アートな感性の人に育つ気がします。
わり氷、かいちん、紙ふうせん、わびタンス・・・こうして並べるとお菓子の名前とは思えないなあ。見目かたちをよく表した、品のよい名前が好き。
なかでも一番気に入って、大量に連れ帰ったのが(はい、和紙包みでなく大袋ですが)
『 福だるま 』

おどけたサン、困ったサン、にこにこサン、うつむきサン......このひょうきんな顔たち見てくださいヨ。
近江町市場にある<なんぼ商店> のものです。

素朴の極みって感じのボーロです。
でもみんな表情が違うのは......なナゼ? どうやって作っているんだろう??
ひとつずつ、お見合いしてから、ありがたくボーリボリ。
まめ豆っぽいものつながりで
<高澤ろうそく店>の菜の花ろうそく<豆>。

芸術的な和ろうそくが並ぶ店内に、パーッときれいな菜の花色。一面の○○、と聞いてパァッと思い起こすのは、一面の菜の花、だなあ私は。
七尾市が"ゴミ処理"と"遊休農地活用"とにタッグを組ませ、生ゴミ堆肥で一面の菜の花畑をつくり、とれた菜種油でつくられているそう。
大中小アンド豆サイズ、黄色くちっこいのがエヘヘエヘヘと肩を寄せ合っていて、パッケージのイラスト(太田朋さん)もほのぼの、黄色い新風って様子でした。とてもかわいい。
これ、ロウが全然たれないのです。そして燃え終わった後には、和ろうそく独特の太い灯芯が直立不動。触れば柔い筒和紙の燃え残りなのに、屹立。なんか尊敬。
「和ろうそくは一日の始まりに、御家族、親しい方にうれしいことがあった時に 灯して下さい」
と添えられた文章が印象的です。「うれしいことがあったときに」。
お誕生日には、きっちり年齢分の菜の花ろうそくを立てて楽しみましょうか。今年はウン歳・・・そろそろ、一面の菜の花畑っぽく立てられるぞ。
そして、
「局薬ミヅイ」のお花屋さんで我らを張り付かせた切り子グラス。

うーん、ガラスってどうしたらこの透明感をそのままに撮れるんだろう

手に持ってシゲシゲと眺めるに、薄氷のように軽くて薄いガラスにお茶目な切り子柄。影でその模様の愛らしさを想像してみてください。
<木村硝子>の業務用製品で、実店舗の小売店では金沢とNYと...6カ所くらいでしか売ってないそうです。
変わり者の社長さんが、「局薬ミヅイ」の建物とお花の店内をいたく気に入り、「ロングランでいいのでお願いします」と置いていかれたそうですよ。
最後に、買い求めすぎちゃった手ぬぐい。反省とともに...

左の二枚は、能登七尾、<昆布海産物處しら井>の昆布柄と、<鳥居醤油店>の鳥居柄。
「一本杉手ぬぐい」として、一本杉通りの8つの店舗がオリジナルの手ぬぐいを誂えていました。
ご縁起手ぬぐいを目指したと思われる「一本杉手ぬぐい」は、小冊子まで用意されていて、例えば
【 明かり柄(でんき屋大田ムセン) 明かりはヒラメキを意味し、学問成就が叶えられます。九星気学によると身につけ西方にある神社に参詣すれば尚良しとする 】
・・・と、突っ込みどころ満載だけど微笑ましい説明が書かれています。
一本杉手ぬぐいのお隣、椿柄の二枚は、<カメリアイン雪椿>のご主人がくださったもの。
またしても椿に惚れ直すほど美しい。
右、六角形が並ぶカラフルなのは、21世紀美術館にて、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式のもの。同郷(岐阜)の日比野氏、プロデュース力というか、永遠のガキ大将的吸引力というか...岐阜で六本木で金沢で新潟で、いつもポカンと感動させられます。
右端の白黒はっきりしたのは、金沢の一大アートイベント「アナザームーブメント(アナムー)」2007のオリジナルてぬぐい。なぜ今更、てとこなんですが、必ずや アナムー2008 の大切な予算にしてもらえるから。
鎌倉でトラーベ・アート・フェスティバルやら路地フェスタやらのスタッフとして奮闘する中で、いかにこの一枚の売り上げが有り難いかを(そしてもちろん、いかに愛着を持っているかを)痛いほどに実感したから。お金と関係ない所で人が動く場では、会社とはずいぶん違った通貨価値でことが進むのですよねえ。
ほか、<鳥居醤油店>のだしつゆ(一般のお客さんに強く勧められた...)や味噌、<しら井>の太白おぼろ昆布、いかいしる。美味しい金沢が戻ってきます。
...あちなみに、いかいしる、「げそと里芋の煮っころがし」が好きな人には、おすすめです。そうでない人は、ぜひノーマルいしるを。

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