【栃木】茶の味の茂木と、大谷の巨大地下空間
雑記帖
週末、栃木へ遊びに行きました。
大大大っ好きな映画『茶の味』。
一面の緑と清流と、ポツリ桜の風景にトロ〜ッとなってしまう、あの映画のロケ地は、栃木県茂木町(もてぎまち)。
よし、今年は、茂木で花見だ!と。
おかしなもので、
「あ!アヤノおじさん(浅野忠信)がピッチャー返しされた橋だ!(不明)」
「ああ!ハジメが二度目の恋したときの桜吹雪だ!(←意味不明)」
なーんて半ば決めつけて見ると、
「ザ いい田舎」の風景が、とっても特別で素敵で、何かが起こりそうな場所に見えるんですね。
"アヤノおじさんの橋"なんて、都合3つ、見つけてしまった。。

▲茶の味のまちは、鯉のぼりの上がる風景、でもありました。
鯉のぼりって久々に見た〜 しかもみんな、巨大!大家族ばかりか?
この写真のお宅のおじいちゃんなんて、私が写真を撮らせてもらったら超ニコニコ、「ここらでは一番大きい」と得意気なことったら。
そして、岐阜育ちの私にとって、"大きな清流に沿って走る山道"は原風景なのか、
県道27号はかなりツボでした。
そんな茶の味スタートな栃木でしたが、
陶器の益子、大谷石、宇都宮餃子、隈研吾建築...と盛りだくさん。
ちょっとドライブ、の距離に見所がいっぱいで、おすすめです。
ハイライトは、<大谷資料館>。
大昔の火山灰が固まった「大谷石」の切り出し跡の、超巨大な地下空間です。
個人的には、これだけで宇都宮まで来る価値あり!と断言できる、キョーレツな場所。(詳しくは → 大谷石地下採掘場跡 )

写ってる場所は、地下空間全体の、10分の1くらいでしょうか。
地下を、横に、掘って掘って掘って・・・
しかも当初は、人がツルハシで・・・
東京ドームが云々、という表現なんてすっ飛ばして、とてつもなくて、怖いのです。
広くて高くて寒くて怖い。
地下だから?建造したものでなく、"残った空間"だから?...5℃だから??

▲どの辺まで掘り進んだか知るために、地表へ向けて掘られた"立坑"。
美しくてみとれてしまった。
これほどキョーレツなまでに採掘される大谷石は、加工しやすく頑強で、優等生らしい。
ベージュがかった優しい色に、「みそ」と呼ばれる茶色いブチがかわいらしくて、何だかすっかり虜に。
「あ 大谷だ」「ここも大谷だ!」と、車窓から見える風景のそこかしこに大谷石の塀や蔵を見つけました。
そして、町全体が、採掘跡。
大谷コレクションをどうぞ。(▼ 矢印クリック)

大谷石 - 立派な蔵だなあ
大谷石 - 塀 強度実験で国のお墨付きらしい
大谷石 - 蔵 かわいい!
土の部分を残してくり抜かれ。掘り方いろいろ
これでも普通の空き地。
切り出し跡をクローズアップ。
平和観音(27mを削り出し)+大谷寺。
「みそ」がシミに見えて人間味が。
桜の影までもが美しい、大谷石の路面。
ちなみに、かのフランク・ロイド・ライトも大谷石に心酔し、強烈なエピソード付きの「帝国ホテル ライト館(※)」は、レンガと大谷石でできているそう。
※現在は、愛知県の<明治村>にあります。
小学校の遠足で行ったなあ...同級生の間でのヒーローはやっぱりこの帝国ホテルでしたよ。大谷石を見ていたのか幼い頃の私...。
大谷の人は、石肌についての形容詞をいっぱい持ってるに違いない!
と思ってしまうほど、石だらけの大谷、ほんと、コーフンしました。

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