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鳴海友子さんの背守り

嬉しいくらいの青空お天気。葉山芸術祭に行って来ました。

<アース○サークル>の【祈りのかたち】で、異彩を放っていたのが、藍染め作家 鳴海友子さんの"背守り"。...と言っても、背守りって知らなかった。鳴海さんが紹介されている<湘南通信>をいただき目を通すと、"母なるものの祈り"、"いのちを見守る日本の文化"と、何やらコーヒーじゃなくて、緑茶と一緒に読まなければいけない雰囲気。家に帰ってから、マジメな気持ちで読みました。

背守りとは、母親が子どもの着物の背に縫いつけた「魔除けのお守り」のことでした。
「子どもは天からの授かりもの」。医療が未発達で、子どもが元気に生き延びるためには、親が祈るしか無かった時代のこと。目のついていない背中に、縫い"目"をつけることで、背後から襲ってくる魔物を追い払ってくれるように、と。

感じ入ってしまいますね。地域によって様々な意匠があり、それぞれに母親が意味を持たせ、祈りを込めて、縫ったそうです。

さて、時は医療が大体なんとかしてくれる、現代。鳴海さんは現代の背守りを模索。自宅で藍をたて、子ども用のTシャツを染めて、オリジナルの背守りを縫いつけた、と。それは横断歩道のタグ。"子どもが事故などに遇わず、安全に守られる"ように、と。藍色に白い横縞がかわいい。そんな物語と一緒に、背守りを縫い付けた服を、贈りたいものです。

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